時計を見る。
歯を磨いたり、服を着るのと同じように自然に行うアクションです。
そんな毎日の行動だけに、
という想いがわいてきて、
北欧デザインの巨匠アルネ・ヤコブセンがデザインした掛け時計『ステーションクロック(Wall Clock STATION)』を買いました。
その感想はマジでしあわせ!
ステーションクロックは、
とにかく文字盤がみやすいからストレスにならないし、シンプルなデザインなのにオシャレだからです。
ということで、本記事では『ステーションクロック』を買ってわかったメリット、デメリット、使用感について書きます。
アルネ・ヤコブセンと『ステーションクロック』について
まずは建築家アルネ・ヤコブセンと、彼が作った時計『ステーションクロック』について紹介します。
アルネ・ヤコブセンとは
アルネ・ヤコブセンはデンマークが生んだ、20世紀でもっとも影響力の大きい建築家兼デザイナーです。
代表的な家具は、
世界ではじめて背座一体の3次曲面を実現した「アントチェア」
全く直線のないデザインが技術的に革新的とされた「スワンチェア」
身体を包み込む緩やかなカーブを描く「エッグチェア」
こういったものが有名です。
すごいですよね。もはや、このデザイン、当たり前になってますもんね。
ヤコブセンの家具デザインの多くはモダン様式の手本となっていて、
「デンマークデザインの父」などと呼ばれています。
ヤコブセンの時計、ステーションクロックとは
『ステーションクロック(Wall Clock STATION)』は、
デザイン大国として知られるデンマークの鉄道に採用され、駅の顔となった時計です。
アラビア数字のフォントをインデックスに用いて、
誰が見ても一目で時間がわかる視認性とシンプルでスマートなデザインが特徴のクロックでます。
アルネ・ヤコブセン ステーションの評判
ヤコブセンのステーションクロックの印象をツイッターで調べてみると、
藤沢「時計,アルネ・ヤコブセンとかどう?」同僚「いいっすよね候補に入ってます,でも値段が」藤沢「確かに()」
— 秋華かなた (@raygenic) February 6, 2018
誕生日が近いので、今年はアルネ・ヤコブセンの「STATION」という時計を買おうかと思っている。とても大きな買い物になるため、ここ一ヶ月ほどいろいろ見に行ったり実際に触ったり調べたりしていて、ずっと時計のことばかり考えていた。 pic.twitter.com/jRfi0c9qbO
— ポリー (@millavril) April 16, 2017
といった意見が多くて、
- オシャレ
- アートに関心の高い人が評価している時計(通好みの時計)
- 値段がそこそこ高い
という評判であることがわかりました。
アルネ・ヤコブセン ステーションクロックの魅力
それでは、ステーションクロックを使って感じた魅力をご紹介します!
とにかくデザインが美しい!
ステーションクロックを一言でいうと、「洗練された名品」。
針のデザイン、数字の書体や大きさ、湾曲したガラス、裏側のアルミの質感。
何度も見ては、うっとりしたり、にやけてしまいます。
斜めから撮りました。湾曲しているガラス盤の上品さをご覧ください!
真横から撮ると、ガラス盤がきれいな弧を描いているのがわかります。
裏返すと、ムーブメントや電池を隠すためのカバーが付いています。
アルミのマットな質感が、かっこいい!
カバーを斜めから拡大撮影しましたが、きれいですね!
ちなみに、左周りに回したらカバーを外せます。
子どもがすぐわかるくらい見やすい!
ステーションクロックは視認性の高さがウリとされてますが、
本当に見やすいし、時間もわかりやすいです!
時計が見やすいって、
幼児が時計を覚えたり、子どもに時間を意識してもらう練習にもすごく役立ってます。
わが家でも、
「長い針が3のところにくるまでに朝ご飯を食べ終わってね」
「長い針が7のところに来たら家をでるよ」
という感じで、いつも子供と確認し合っています (^^)
無音なので寝室で使う場合も最適!
ステーションクロックには秒針がありませんし、長針もコチコチ音がしません。
だから、寝室で使う場合も静かで安心です!
部屋がオシャレになる!
わが家ではサイズが29㎝のステーションクロックをリビングに掛けていますが、
それだけで部屋がオシャレになります!
ちなみに、サイズは16㎝、21㎝、29㎝の3種類があります。
部屋に合うサイズ感ですが、買うときに調べまくった結果、
16㎝なら6畳以下のお部屋
21㎝なら6畳~14畳のお部屋
29㎝なら14畳以上のお部屋
を基準にして選ぶと、いい具合になります!
アルネ・ヤコブセン ステーションクロックのデメリット
さんざん褒めまくってますが、デメリットも見てみましょう!
湾曲ガラスが反射して見にくい角度もある
上の写真が少しそんな感じになっていますが、文字盤の「5」が反射して見にくくなっています。
といっても、あまり気にしたことはないですが。
秒針がない
これは、すごく時間を細かく見ている方へのデメリットですね。
秒単位の動きも見たい方はステーションクロックは適さないので、ご注意ください。
値段のわりにムーブメントが安っぽい
値段はそこそこ高いですが、機械式時計のような高品質なムーブメントではありません
(でも日本製のムーブメントです)。
カルティエやブルガリの腕時計と同じように、
ヤコブセンがデザインしたというブランドに付加価値(値段)がついているんですね。
あと、もう1点安っぽく感じるかもしれないのが、時計の留め具です。
針金でできた留め具(画像の右斜め上)は曲がったりしませんが、
人によっては「もっとしっかした素材で作っといてよね」と思うかもしれません。
わが家では↑このようなフックに掛けてますが、
震度3の地震でも安定して掛かっていたので、思ったよりしっかりした留め具だと思います。
アルネ・ヤコブセン ステーションのまとめ
本記事では、アルネ・ヤコブセンのステーションクロックを買ってわかったメリット・デメリット、使用感についてまとめました。
ステーションクロックは、
文字盤がみやすくて、きれいな弧を描くガラス盤や針のデザインがおしゃれなところが気に入っています。
昔のわたしは、
と思ってましたが、ステーションクロックを買って心は変わりました。
例えるなら、芸術品を持った気分。
毎日、気づいたら時計を見ている。
そしてそのたびに嬉しくて、幸せな気分になる。
これって、すごくないですか?
少しお値段は高いですが、一生ものと思えば安い買い物だと思いました。