イギリスのチャールズ皇太子や元首相のトニー・ブレア氏もファンだったというエッティンガー(ETTINGER)。
実はわたしもエッティンガーの名刺入れを4年使っています。
そう。
エッティンガーは誰でも知っているというより、知る人ぞ知るブランドって感じですが、
一言で魅力をいうと、
光沢のある革(ブライドルレザー)を使った、知的さと上品さのある名刺入れです。
そして革が劣化しにくく、きれいなまま使えて、
何歳になっても恥ずかしくないシンプルなデザインが特徴的です。
というわけで、本記事ではエッティンガーの名刺入れを買ってわかったメリットとデメリット、革の経年変化について書きます。
エッティンガーとは
まずはエッティンガー(ETTINGER)というブランドを紹介します。
メイド・イン・イングランドの代表的な高級レザーメーカー
エッティンガーは、イギリスが生んだ高級レザーメーカーの1つです。
最高級のレザーを使用した製品をハンドメイドで作っており、
1996年にはチャールズ王子より「英国王室御用達」の栄誉を授かっています。
革へのこだわり~ブライドルレザー~
乗馬の国・イギリスの革メーカーは、伝統的に「ブライドルレザー」という加工をした革を作ってブランドにしてきました。
なめし革に秘伝のワックスを何度も何度も塗りつけて仕上げた革のこと
エッティンガーもブライドルレザーによる革製品を特徴としていますが、
高品質でバラエティにとんだ品を扱うタンナー(製革業者)をパートナーに持ち、
特別なワックスを使った上質なブライドルレザーを仕入れて製品化している
という点がほかのメーカーより優れたところです。
エッティンガー 名刺入れの評判は?
イギリスでは有名なエッティンガーですが、日本ではどうなんでしょうか?
twitterで評判を拾ってみると、
エッティンガーの名刺入れ、やっぱ美しい。自分ご褒美。#エッティンガー #名刺入れ pic.twitter.com/sWpD9d6bs9
— Ryo (@pinapo817) July 24, 2018
お祝いを買ったよ。かなり奮発。ETTINGERの名刺入れ。とってもステキなの♪
— かー (@kao56) November 13, 2010
エッティンガーのつぶやきはあまり多くなかったんですが、
- マイナスのコメントが少ない
- 「自分へのご褒美」「プレゼント」で買ったというツイートが多い。
- 高価なブランドだが、手の届く範囲の値段
という印象がよく出てきました。
エッティンガー 名刺入れの魅力
それでは、エッティンガー名刺入れを買ってわかった魅力を紹介します!
シンプルかつスマートな見た目
こちらが、私が4年使っている名刺入れです。
ルイ・ヴィトンのような華やかな製品ではないので、
と思うこともありましたが、
やっぱり、このシンプルなデザインと上質で光沢のあるシャープさが好きです。
年をとっても恥ずかしくない外観で丈夫なので、すごく経済的です。
裏面にポケットや装飾はなくて表面と同じデザインなので、
どちらから見てもブライドルレザーの美しさを楽しめます。
ちなみに、ブライドルレザーの質感は、
革独特のザラッと引っかかる感はありません。
サプライズがある
エッティンガーといえば内側は印象的な黄色の革で仕上げるこの仕様!
外側はシック&シャープなぶん、印象的でオシャレです。
この内側の黄色の革は、パネルハイド(馬の鞍の背中に当たる部分の革)という革を使っています。
外側のブライドルレザーと違って質感は柔らかくて肌触りがいいです。
横から見ると、
エッティンガーのアイコンである「パネルハイドイエロー」がチラッと見えて、
のっぺり単調とした感じがなくなります。
けっこう名刺が入る(大容量)
25枚の名刺を入れてますが、ご覧のとおり、余裕を持って取り出せます!
(エッティンガーのHPをみると、推奨は30枚とのこと)
もちろん、倍の50枚を入れることもできますが、
型崩れが怖いのと、一度に大量の名刺を持ち歩く必要がない仕事なんで、
大量に入れた使用感はわかりません。ご勘弁を(;´Д`)
ちなみに、横からみると、こんな感じで▽状のマチになっています。
エッティンガー 名刺入れのデメリット
ブライドルレザーのおかげで、とくに手入れをせずに4年間使ってますが、
革はきれいな光沢を放っています。
それはそれは素晴らしいのですが、ブライドルレザーにも欠点があります。
拡大すると、真ん中あたりで横に走っている傷が見えると思いますが、
ブライドルレザーはオイルでコーティングしているぶん、
こういった擦れ傷が目立ってしまうのが欠点なので気をつけてください。
エッティンガー 名刺入れの革の痛み具合(経年変化)
では、革の経年変化はどうでしょう?
経年変化をはかる具体例として、
ボッテガヴェネタの小銭入れの革とで比較してみます。
6年使っているボッテガの小銭入れは革の色合いがくすんできてますが、
4年使っているエッティンガーの革はきれいで上品に見えます。
その点で革の経年変化を楽しみたい方にとって、
エッティンガーは面白くないかもしれません…
でもね、
内側の黄色の革(パネルハイド)は、少しくすみが出て、落ち着いた色に変わってきています。
外側は上品さをキープして、内側はエイジングを楽しめる。
よくできた名刺入れです。
エッティンガー 名刺入れのレビューまとめ
本記事は、エッティンガーの名刺入れを買ってわかったメリットとデメリット、革の経年変化について書きました。
エッティンガーの名刺入れの魅力は、
知的かつ上品な雰囲気、革が劣化しにくいうえ長く使えるシンプルなデザインだと思います。
というわけで、
ずっと使える名刺入れ、ハズレのない名刺入れを探しているなら、エッティンガーは間違いないですよ。